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Dreamyのテーマ(Theme of Dreamy) ライナーノーツ

Metamorphosis-One
オリジナルソング


ジャズ・ボーカリストfukumiさんと組んだデュエットグループ、「Dreamy」のテーマ・ソングです。

無料試聴 歌詞を見る アカペラへの道



【できそうでできなかったテーマ・ソング】
ライナーノーツ Dreamyのテーマ  Dreamyのテーマ・ソングは結成した頃から作ろう作ろうと思っていましたが、実際なかなか良いメロディが思い浮かばず実現しませんでした。この調子だと一生できなさそうな気もしてきました。

【ウンウン唸って作ってみた】
 通常の場合僕がオリジナルソングを作る時はボーッとしていたりする時に思い浮かぶメロディをノートに書いておいてそれを元に作ることが多いです。経験上、ピアノの前に座ってさあ作るぞと気合を入れて作ろうとしても良いメロディが思い浮かばない場合が多いんです。しかし、なかなかメロディが思い浮かばないのでシビレを切らしピアノの前に座りウンウン唸って作ってみることにしました。それで出来たのがこの曲です。自分としては奇跡的にいい感じに作れた気がします。思い描いたイメージはナイト・クラブでデュエットをするのに一番ふさわしい曲を作りたいと思いました。なので、ミディアム・テンポの4ビートの曲にしようと考えました。

【無理して作った英語の歌詞】
 Dreamyのレパートリーはジャズのスタンダード・ナンバーを多く取り入れるつもりで活動しているので歌詞は英語で作ることにしました。だって、ジャズのスタンダードは殆ど英語で歌われます。この曲だけ日本語で歌ったら何か浮いてしまう気がしませんか?そういう思いが働いて苦手な英語を辞書を片手に作りました。僕は英語は全然苦手なので不適切な表現が一杯あるような気がするのですが確認する術がありません。ここが変だぞと気が付いたら教えて頂けると嬉しいです。

【Dreamyの開始の内容】
 歌詞の内容はこんな感じ。僕らはキーワードを持っている。たった1つだけの魔法の言葉。キーワードを唱えると僕らは音の魔術師になれる。2つの声と4つの手で音を紡ぐ。モノトーンの古い映画に出てくるような音楽を奏でるために。素敵な音楽を奏でるキーワード、それは「Dreamy」....てな感じです。これをDreamyで練習してステージで実際に歌ってみようという訳です。Dreamyではfukumiちゃnが1stパートを歌い僕が2ndパートとピアノ伴奏をして演奏するつもりです。しっかり練習しないとなかなか出来ないので頑張りたいと思います。「Candy」のようにDreamyのおはこの曲になるといいけど...

【自分でも変だと思うコード進行】
 僕が作った曲なのでいつものように変なコードを一杯使っています。特にサビのコードは改めて譜面を見てみるとよくこんなコード進行を考えたなあと思います。キーはCですが遊び心満載のコード進行です。メロディはクロマチックな感じで聴いているとまるでジャズのスタンダード・ナンバーみたいと言ってもらえるような曲を作ろうと思いながら考えました。ジャズのフィーリングを感じて頂けるでしょうか?Dreamyはデュエット・グループなのでピアノ1台の伴奏で演奏することを想定して作りましたが、練習しているうちに段々この曲に愛着が湧いてきてMetamorphosis-Oneバージョンも作ってみようかなって思い立ちました。

【デュエットでは難しいアカペラのアプローチ】
 デュエットの場合、2声しか重ねられないのでアカペラチックなアプローチはちょっと難しいです。なのでMetamorphosis-Oneバージョンで試してみようと思いついたのがスキャットによるリズミック・アカペラです。ジャジーなフレーズをコーラスで「シュビダバ」しちゃいます。一度でいいからやってみたかったんだな、これが。指パッチンのカウントでいきなりこれが入ります。ビックリしないでね。ボイシングは思ったよりいい出来です。こんなによくハモるとは思わなかった。こういうパターンはメチャクチャ好き。雰囲気でてると思うんだけどどうでしょうか。気に入って頂けると嬉しいのですが...

【初めて試した口ベース】
 それともう一つ是非ともやってみたかったのが口ベース。「TAKE6」がよくやる、あれですよあれ。これは頑張ればDreamyでもできるかも。リズミック・アカペラのイントロが終り、テーマにはいるとメロディと口ベースのデュエットになります。他に音は僅かに指パッチンの音だけ。気の抜けない真剣勝負って感じの緊張感がたまらないっすね。ここの部分はちょっと不満があります。何かゴチャゴチャしていてすっきりしない感じです。なぜでしょうか?口ベースの迫力が足らないような???口ベースの歌い方と言うものがあるのかもしれません。まあ、楽しみながら研究してみようと思います。鍵はやっぱし「TAKE6」のCDの中に隠されているとあたりをつけてますが具体的にはまだ謎です。

【ギターのキザミシミュレーション】
 このくらいの速度の4ビートはまだまだやりたいことがたくさんあって困ってしまいます。次なるアイデアがギターのキザミのシミュレーション。これはアプローチとしては似て非なるものでよいと思っていてギターの音を似せようとかと考えているわけではなくあのギターのキザミから醸し出される独特のリズム感を再現したいと思ってアプローチしたくて挑戦してみようと考えました。4ビートというのは考えてみると独特のリズムです。ノリという言葉で現されるのですが、どう歌うかちょっと悩みましたが2,4拍を強調して歌ってみればそれなりの感じになるような気がしてやってみましたがいい感じで録音できた気がします。「デュ、デュ、デュ、デュ」と4拍きざむうちの2,4拍を強めに歌い、段々パートを重ねていくと雰囲気が出てきて段々メロディを歌うのが楽しみになってきました。久しぶりに小さな幸せを感じてしまったなあ。考えたとおりに音を作れるとほんと生きてて良かったて思うんです。大袈裟じゃなくほんとに....

【オルガンで弾く4ビート】
 4ビートのこだわりはまだ終わりません。もう1つ、残っています。それが通常、ピアノで弾くパートをオルガンで弾いてみること。なんじゃそれはと思った貴方。オルガンをバカにしてはいけません。小学校の授業で良い思いではないかも知れませんが、このオルガンという楽器にはとても思い入れがあります。ある日、ジャズ喫茶に行った時にオルガンで4ビートを演奏しているレコードがかかりました。それが実にかっこいい。ピアノでは表現できない独特の雰囲気が作り出せる楽器なんだと強烈に印象に残りました。この曲を作っていてそれを思い出しました。だから、キーボードはピアノではなくオルガンで作ろうと思った訳です。あ、Dreamy版はピアノで作りました。これは実際のステージを想定しているので敢えてそうしました。  という訳でDreamy版とMetamorphosis-One版の2種類が出来上がってしまいました。ジャジーな雰囲気に憧れて作った2つのバージョンを楽しんで頂けたら嬉しい。


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