ライナーノーツ 永遠のダンス ライナーノーツ 永遠のダンス ライナーノーツ 永遠のダンス ライナーノーツ 永遠のダンス

永遠のダンス(Eternal dance) ライナーノーツ

Metamorphosis-One
オリジナルソング
二人は別れなければならない運命。思い出を心に刻むため、今夜躍り続けよう..切ない恋物語を歌にしました。ラテンのリズムに乗って切なく爪弾くギターをお聴き有れ。4声コーラスで歌います。

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【フォーク・ダンスを踊った甘酸っぱい経験】
ライナーノーツ 皆さん、小学校の頃フォークダンスを踊りませんでしたか。僕は田舎育ちだったので女の子の手を握って踊るということが慣れてなくてドキドキしながら踊ったことを妙に鮮明に思い出します。そういう甘酸っぱい思い出の感触をかみ締めながらこの曲を作りました。また、僕の曲にしては珍しいストーリー性のある歌詞で出来上がった作品でもあります。

【悲恋の物語】
 こんな物語...二人は、恋人同志。事情があって明日は離れ離れになってしまう。今日別れたらもう二度と巡り会うことはない非情な運命。最後の夜、二人は見つめあい、一晩中ダンスを踊り続ける。この楽しい夜の思い出を一生忘れないよう心に刻み込むために....なんだありきたりな設定じゃないかとはいわないでください。こういう状況設定というのは個人的に好きなんです。まあ、いかにも日本人好みの悲恋の物語です。この曲を聴いて頂くときは、できれば目を離さずひたむきに踊り続ける二人の姿を思い浮かべながら聴いて頂くとより雰囲気がでるのではないかと思います。悲恋のワンシーンを思い浮かべながら、どうかお聴きあそばせ。

【アコースティック・ギターの魅力】
 この曲の聴きところは、全面的に活躍するアコースティック・ギターの演奏です。正確には、アコースティックではありません。僕は、ギターが少ししか弾けないのでこんな風に弾けません。この演奏はキーボードで弾いた演奏をMIDIで記録して作りました。聴いてみて気に入らないところは打ち込みで修正しました。でも、これはほんとのギターで弾いていますといってもネタをばらさなければ、信じてくれる人は沢山いるんじゃないかなあ。

【3声から4声にレベル・アップしたコーラス】
 コーラスをはじめた当初は技量が伴わなず3声でボイシングするのがやっとでしたがこの曲から4声のボイシングができるようになりました。3声と4声では音の使い方が微妙に違います。それに録音は1声分余分に入れなきゃあいけないし....4声にレベル・アップしたことで人数だけはマンハッタン・トランスファと一緒になったのでちょっと嬉しかったです。また、元々コーラスをやりたくて音楽活動をはじめたせいもあって僕の作品は随所にコーラスがはいっていますが、作っているうちにこれはちょっとやりすぎではとの思いが芽生え始めました。そんなこともあってこの作品は、ソロパートを前面に押し出すことを最初から意識して作った作品といえます。基本はソロ+バックコーラスで4声コーラスでボイシングしました。ソロの部分は最初なかなかリズムに乗れずどうしてもタイミングが遅れてしまうということを経験しました。でも、これは慣れの問題のようで今はプレイバックしても遅れないようになりました。ちょっとパワーアップしたってことかな?

【いつものように風変わりなコード進行】
 この曲も他の曲と同様に風変わりなコード進行を使っています。この曲のキーは、Amです。頭の「踊ろう〜」のコードは、C/B B/Aです。また、「ステップはヘタだけれど〜」のコードは、Am7 Am7 D7 Dm7 G7 Cという具合にほんとにAmのキーのコードかよと思える変わったコード進行がちりばめられています。

【是非耳をそばだてて聴いて欲しい部分】
 この曲のなかで僕が皆さんに聴いていただきたい部分が、ギターソロのあとに登場するブリッジです。「永遠のダンス〜」を繰り返すところですね。ボロディンの「ダッタン人の踊りをご存知でしょうか?頭の部分が美しいペダルトーンで奏でられますがちょうどあんな雰囲気のブリッジです。ペダルトーンの音と上に乗っかるコードが平気で半音とぶつかりますが、それが功を奏したかとても気に入った仕上がりになったなと自負してます。


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