ネット・ミュージシャンになろう オリジナル曲を作ろう ネット・ミュージシャンになろう オリジナル曲を作ろう ネット・ミュージシャンになろう オリジナル曲を作ろう ネット・ミュージシャンになろう オリジナル曲を作ろう

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   ネット・デビューしてMusicスターになろう



2.オリジナル曲を作ろう(前編)



ネット・ミュージシャンとして活動するためには、オリジナル作品は必要不可欠なものです。何、何で既存の曲を使ってはいけないんだ!とお叱りを受けるかもしれません。既存の曲を使う場合は著作権の問題があり、Netで利用するには所定の手続きが必要です。それも作った曲毎に作品を作った人の許諾を得なければならず使用料を払う必要があります。生来、面倒くさがり屋の私には向いていません。著作権料も支払わなくてはなりません。オリジナルを作れば、立場が逆転して著作権を行使する側に回ります。オリジナル作品であれば作品の登録を受け付けてくれるサイトは沢山あり、活躍の場があります。オリジナル作品を持っていないと何かと制約が多いです。オリジナルで勝負することをお薦めします。


2.オリジナルを作ろう(前編)
  1)メロディを作る
【私のメロディの作り方】
 ここの部分は、人其々に様々な方法があるのではと思います。どうぞ、ご自分に合った方法で実現してくださいと言いたい所ですがそれでは、解説になりません。笑)
 私が、今どんな方法を使ってオリジナル・ソングを作っているかについて説明します。一応、小さい頃からピアノを習っていたので音符はちょっとだけ読めます。なので、私のかばんの中にはいつも五線譜がはいっています。

【思いついたメロディをメモできるかどうかが鍵】
わたしの場合は、メロディは或る日突然やってきます。そしてすぐに忘れてしまいます。笑)街中を歩いている時やトイレから出て来た時、電車でぼーっとしている時なんかに思いつくことが多いです。関東周辺で電車の中で五線譜と格闘しているサラリーマン風の男がいたら、それはきっと私です。思いつくといってもほんの4小節ぐらいのものです。私の五線譜ノートには、2ページ置きに未完成のメロディの断片がたくさん横たわっています。思いついたメロディで以前書き留めたメロディに合いそうなメロディが思い浮かんだら、同じページに書き加えます。最初はとりとめもないのですが、ある程度たまってくるとあとこれだけ思いつけば1曲になりそうだというページが出来てきます。今度はそのページのメロディを読んでみて1曲に仕上がるよう足らない部分のメロディを継ぎ足していきます。1曲分完成したら気に入らないメロディを見直します。頭の中でメロディを歌うことを繰り返し、しつこいぐらい納得するまで直します。

【メモの仕方は人それぞれ】
皆さんよく御存知のチャップリン。実は名メロディ・メーカーなんです。(Smileはチャップリンが作ったジャズの名曲)でも、楽器は演奏できなかったのだそうです。どうしたかっていうと思いついたメロディを鼻歌で歌いテープに録音しそれをもとに数々の名曲を生み出したというわけです。人それぞれですよね。最近は携帯電話でさえ録音できます。チャップリンみたいにメロディを思いついたら携帯電話の伝言機能で録音するとか現代的でおもしろいかも。
  2)歌詞をメロディに割り付ける
【恥ずかしさを乗り越えよう】
僕は若い頃からオリジナル・ソングを作りたい願望はあるもののなかなか実現できませんでした。一番の壁が歌詞を考えること。思いつくことはあるのですが書いて読み返してみると段々恥ずかしくなって赤面し最後はいつも破り捨てていました。これを乗り越えるのに相当時間がかかった気がします。年を重ねるにつれ図太くなったのでしょうか、平気になってきました。で、1曲オリジナル・ソングを作り上げるともう大丈夫。それ以降ふっきれてしまいました。同じ悩みを抱えている方がいたらとにかく無理矢理にでも1曲作ってしまうことです。だまされたと思ってチャレンジしてみてください。

【どう歌詞を作るか?】
私の場合は大抵メロディから思い描かれる情景やキーワードを頼りに歌詞を考えます。メロディに合わせて言葉の数が合うようなるべく考えてメロディに割り付けていきます。良い歌詞のフレーズを思いついたら、それに合うようメロディを変えたり、その逆もする場合があります。私のカバンには歌詞の断片を書き留めるノートもはいっています。1)で作ったメロディに合うページを見つけ歌の雰囲気を想像しながらメロディの下にあてはまる言葉を埋めていきます。
【メロディ、歌詞どっちが先?】
私の場合、ほとんどメロディが最初に浮かび、そのあと歌詞をつけます。この辺は個人差ですからどちらを先にするべきという決まりはありません。やりやすいやり方を工夫すればよく是非、ご自分の最適な方法を見つけてください。これでメロディと歌詞が出来あがりました。一応、譜面として書き留めます。


  3)メロディにコードを付ける。
【曲と戯れるつもりで...】
 メロディと歌詞を書いた譜面ができたら、実際にピアノで弾いてみて、メロディに相応しいコードをつけてみます。これけっこう楽しいです。猫とか恋人と戯れるようにピアノで遊びます。この工程は、自分自身のオリジナリティを織り込む重要な工程だと思います。コードのつけ方1つで曲の雰囲気がガラリと変わります。大抵1回では完成しないので時間がかかります。この工程はよいコード進行が見つかるまでほったらかしにすることが多いです。あまりあせって適当に作るといいことはありません。戯れて気ままに作る。これがベストな気がします。
 ここまでくれば、作曲、作詞の段階はほぼ完了です。
 メロディ、歌詞、コードが記載された次の例のような譜面ができあがります。

【オリジナル・ソングの譜面記載例】
Metamorphosis-One「ハッピー・バースデイ」の譜面
  4)バンドの演奏を作る
【アレンジの入り口、バンド演奏】
 次にバンド演奏を作ります。バンド演奏を作ることはアレンジの第1段階で曲の骨格を作る感じがします。私はいつもイントロと1コーラス分を作ってしまったら、次の段階のコーラスを乗せるところまで先行して作ってしまいます。この曲の雰囲気を体感できるからです。イントロと1コーラスを作っているうちに曲の構想が色々沸いてきます。曲の構成は様々な組み方があります。単純に3コーラスの繰り返しでだんだん盛り上がるように作るやり方、途中にブリッジを入れて雰囲気が変わるよう考慮したり、エンディングを懲りまくって作ってみたり....常道はありません。是非、ご自分の最適な方法を見つけてください。
 でも、1つ私からのアドバイスがあります。参考にしてください。

[参考になる私の解説ページ]

音を詰め込んだ果てに〜間引くことの大切さ

【キーボードで音をいれまくる】
 ところでバンドの編成ですが、曲によって様々な構成が考えられますよね。ロック系の曲なら、ギター・キーボード・ベース・ドラムスの4人ぐらいの構成でしょうか?ちょっと贅沢に管楽器を入れたいなら、トランペット×2・トロンボーン・テナーサックス・ギター・キーボード・ベース・ドラムの8人に構成なんていうのはどうですか。バンド構成が決まったら、其々のパートを入力していきます。私は少しキーボードが弾けるのでキーボードでリアルタイムに入れていくことが多いです。

【ベースとドラムスは打ち込みで...】
でも、ベースとドラムスに限っては打ち込みでやることのほうが多いです。リズムを構成する楽器は用意周到なリズムのつぼを的確に抑えて作りたいためです。それから管楽器のような人間くさいフレーズは、キーボードで入力するだけでは表現不足であとで色々加工しないと音はブラスなのにオルガンみたいなブラスサウンドになってしまい、生の音とは似てもにつかぬものになってしまいます。ブラスサウンドらしさを得るためにはデータを色々いじらなければ望みの音は得ることが出来ません。色々試行錯誤してみた上での結論です。私が作っているブラスサウンド作りのこつをまとめました。参考にしてもらえると嬉しいです。

[参考になる私の解説ページ]
Midi上級テクニック〜リアルなブラスサウンドを作る。
リアルなブラスサウンド〜アタック & クレッシェンド
リアルなブラスサウンド〜グリース・アップのシミュレート

【Audioファイルに録音する理由】
 ある程度完成したらシーケンサのAudio機能を使ってMIDIの演奏をAudioファイルに録音します。貸しスタジオでコーラスの録音するための準備です。MIDIで演奏する手もありますが、余分にMIDI音源をスタジオに持ち込む必要があります。1つでも持ち込む機材は減らしたいのです。それからMIDIの演奏はマシンが変わるとタイミングが微妙にずれたりするのでMIXしようとした時に困ることがないようリスクを減らしたい意図もあります。Band演奏には最終的にエフェクト処理も施したいのでこの時点でAudioファイルに落とすことはそれなりのメリットがあると思います。

 さて、ここまでくればオリジナル・ソングは半分完成です。次回は、オリジナル・ソングを完成させるまでを解説します。
 
 Let's enjoy your music life!

 

【このコーナーのノウハウで作られた作品を聴く(無料)】
Metamorphosis-Oneオリジナルソング
毎週完成した曲をローテーションします。
Metamorphosis-One新曲コーナー
新曲が出来上がっていく過程が楽しめます。



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