ネット・ミュージシャンになろう〜
NetデビューしてMusicスターになろう
2.オリジナル曲を作ろう(後編)
ここまでくれば、あと一息ですよ。続きを解説します。Goodな作品を完成させましょう。
2.オリジナル曲を作ろう(後編)
5)バンド演奏にコーラスを乗せる
【貸しスタジオで多重録音する手順】
気に入ったバンド演奏はできましたか?今度はバンドの上にコーラスを乗せます。metamor1の場合、ボーカルは貸スタジオを借りて録音します。貸スタジオには、MIDIで作成してWAVファイルに落としたデータを自宅のデスクトップPCからノートPCにデータをコピーして持っていきます。持ち込むものは、ノートPC、UA−30、マイクプリアンプ、ヘッドフォーン、ケーブル類、譜面ぐらいでカバン1つにはいります。重量も持ち歩ける程度です。
【ノイズに注意】
さて、準備ができたらいよいよ録音です。録音するときに注意するのがノイズがはいりにくいようになるべくマイクに近づけて歌うことと、録音したあとの音の加工をうまく行うことです。音の加工?と訝しがる貴方!市販されているCDは、すべて音を加工してあるといっても過言ではありません。一度録音を経験したことのある人ならよくわかると思いますが、貴方がどんなに歌がうまくても音を加工しなければインパクトのある作品は作れないと思ったほうが懸命です。これも輝く貴方の歌声を手に入れるためのステップと考えてください。参考に私の解説を乗せておきます。
[参考になる私の録音関係の解説ページ]
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プロの音に近づける〜Music Magicianになろう。
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プロの音に近づける〜Music Magicianになろう。(コンプレッサ)
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プロの音に近づける〜イコライザーで輝く音を手に入れる。
【MIXを作る準備】
録音後、帰宅し、ノートPCからデスクトップPCにデータを書き戻します。バンドとスタジオで録音したボーカルを再生し、ボーカル、バンドの音量、エフェクトのかけ具合などを調整し、1つのWAVファイルに録音してこの時点でのMIXを作り上げます。
【データを移す際の注意事項】
ここで1つ注意事項です。PCに格納されているデータを書きこむ時留意することがあります。データを書き出したり、書き戻したりという作業はとても危険な作業です。手順をなるべく単純にして作業するように考えておくようにして下さい。転ばぬ先の杖として....。例えば、私の場合1曲分に必要なファイル類は1つのディレクトリに格納しています。例えば、「Happy Birthday」という曲を作っているとします。その場合、「HappyBirthday」というディレクトリを作りその配下に必要なAudioファイル、MIDIファイルを格納します。ノートPCにコピーする時は「HappyBirthday」ディレクトリを丸ごとコピーして持っていきます。さて、問題はスタジオから帰ってきてからどう書き戻すかです。私の場合、マスターPC側PCの旧「HappyBirthday」ディレクトリの名前を2002年11月10日に録音した場合だったら、2002年の頭2桁は省略して「HappyBirthday021110」と名前を変更します。それから、ノートPCからマスターPCに「Happy Birthday」ディレクトリ毎コピーして書き戻します。新しいディレクトリと古いディレクトリは同じ内容のファイルも沢山含まれ一見無駄のように思えますが、1世代前のデータがそのまんま残してあることのほうが重要です。
6)アイデアを実現してレベルアップする
【ブラシアップで完成度を高める】
ここまでで作品と呼べるMIXが出来あがりました。これを何度も繰り返し聴きなおしブラシアップします。ボーカルで気に入らないところは録音しなおす、MIDIの演奏もフレーズを追加したり、余分な音を削ったり、じっくり練り直し完成度を高めます。でも、1つ注意してください。音の詰め過ぎにはご用心。以下のTIPSを参考に...
[参考になる私の解説ページ]
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音を詰め込んだ果てに〜間引くことの大切さ
【色々な環境で曲を聴いてみよう】
この段階での注意事項が一つあります。それは、できるだけ色々なスピーカでMIXを再生してみることです。ヘッドフォーンとスピーカの聴え方は思った以上に違いが有ります。スピーカでもヘッドフォーンでも同じように聴こえるMIXが良いMIXといわれます。それを目指してイコライザ、コンプレッサをいじり倒しましょう。
7)完成品と呼べるMIXを作る
【最終調整】
ボーカル、MIDIの演奏がほぼ納得いくものができたら全体の聴え方をスピーカを頼りに最終調整します。ポイントは不快な低音を適度に削ることと高音を増して音を輝かせることの2つです。でも、やり過ぎは禁物。低音を削り過ぎれば迫力がなくなり、高音を足し過ぎれば耳障りなうるさい音になってしまいます。この辺の調整は、是非色々なスピーカーで聴いてみて試行錯誤してみてください。ある程度経験を積まないとうまくできない作業なのかもしれません。あと、この過程で重要なことは市販のCDと比較して聴いてみることです。どんなところに違いがあるかはっきりわかれば音質改善の新たなきっかけを得られます。でも、くれぐれもあまりの違い過ぎにガッカリしてやる気だけはなくさないように....
【最終兵器で磨きをかける】
この段階から最終兵器マルチバンドコンプレッサをかけます。必要に応じてノイズをカットする処理も行い音の品質を上げます。
仕上げにマキシマイズ処理を行い、市販CDと同じぐらいの音量で再生できるようにします。具体的なやり方は以下の解説を参考にしてください。
[参考になる私の解説ページ]
・
最終兵器マルチバンド・コンプレッサ
・
CDに匹敵する音量を得る
さて、ここまでくれば準備は完了しネット・ミュージシャンのスタートラインに立ったといえます。
次回は、いよいよネット・ミュージシャン デビューを果たす方法を説明します。
Let's enjoy your music life!
【このコーナーのノウハウで作られた作品を聴く(無料)】
Metamorphosis-Oneオリジナル・ソング
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