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春の遺言(A will of spring) ライナーノーツ

Metamorphosis-One
オリジナルソング
春、命が芽吹く季節。僕を含めて健康でない人はこの季節に特別な感情を抱くのではないかなあ。春を迎え、生きていることに感謝する歌。僕のちょっと屈折した思いを込めて歌います。

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【屈折した気持ち】
ライナーノーツ 春の遺言  なんか変な、辛気臭い題名の曲だなあと思われた方もいらっしゃるかもしれません。この曲は春を迎えて生きることに僕なりに感謝する歌です。それだけでは、何の面白みもないですが、僕のちょっと屈折した気持ちが込められています。僕は若い頃の不養生がたたり健康な体ではありません。病名はセンスのない大嫌いな名前なので言わないことにします。そういう事情があるので僕の場合、春を迎えると健康な人と違う特別な感情を抱くようになりました。僕のような病気持ちの人は多かれ少なかれ同じような感情を抱くのではないでしょうか。

【春はついつい命のことを連想してしまう】
 春は、命が芽吹く季節ですよね。明るい気持になったりするのが普通で僕も基本的にはそうなのですがちょっと暗い気持になったりすると病気のことを思いだしつい命が芽吹くことから死を連想します。病気が重ければ重いほどそう強く感じるのではないでしょうか?だから今年も元気に春を迎えられてよかったって。感謝の気持は人の何倍も強く感じられるかもしれません。毎月病院に通っていますが、4月は帰りに必ず近くの桜並木を歩くことにしています。健康な時はそんなことをしようとすら思いませんでしたが、桜の花吹雪の下を歩いていると、こんな物語を連想します。病気のことでちょっと沈んでいる僕を見た桜の木の精が沈んだ僕の元気が出るように少し命を分け与えてくれたそんな妄想にふけります。命の芽吹く季節だからそんなことがあってもいいじゃないと思いながら....そう思いながら歩くとほんとにそうなるような気がしてちょっと元気がでてきます。そんな想いを歌にしたのがこの曲です。思いついたのは1年前に同じ桜並木を歩いた時でした。僕は、曲作りは早いほうではなく考えているうちに桜の季節は終わってしまいました。それで今年こそはと再挑戦しなんとか完成にこぎつけたというわけです。

【バンド演奏で悩む】
 バンドの構成はあまり複雑にせず、ギター×2、ベース、ドラムスのシンプルな構成にしました。最初はちょっとアレンジが古臭い気がして「イケてない、どうしようか」と悩みましたが色々考えた末、32分音符を使ったリズムパターンを試してみました。が、まだ納得いきません。パーカッションを加えてみることにしました。ちょっと改善したかなと思えましたがやっぱり物足りません。最後に少しサンバのリズムになる部分があるんですがそこに32分音符を多用したパーカッションのコンガのフレーズを追加することでようやく納得できるサウンドに仕上げることが出来た気がします。この頃、気にしていたのは同じmp3.comのミュージシャンたちからもらったメッセージに「君の音楽はちょっとold-fashionedだね」というのが気がかりだったのと、一度音を詰め込み過ぎて全体が単調に聴こえるように改悪してしまった経験があるのを意識しすぎて音を追加することにためらいがあり打開策がなかなか見つけられなかったのかもしれません。出来はいかがでしょうか?気に入ってもらえたら嬉しい。

【インストを最初に作る】
 この曲で初めて挑戦したことが1つあります。インストメンタル(以下、インストと略す)のみで最初曲を作りインストの曲として完成させ、その後インストのデータを流用して歌入りの曲を作るという方法を試してみました。今のところ、僕のレパートリーは20曲もいたりません。曲数の少ないミュージシャンにとってこの方法は少ない労力で2曲作ることができるのでいいアイデアだと思いました。アレンジを微妙に変えてみたりして微妙な違いを楽しみながら作ったらいいんじゃないかと思ったわけです。インストの曲を作ってみてわかったのですがインストのみの曲と比較すると、歌入りの曲はどうしても歌に耳がいってしまいます。しかしインストのみの曲の場合は歌に気をとられてわかりずらかったアラに気が付きやすいような気がします。インストで十分聴いて作ったあと、歌入りの曲を作ればバンド演奏の完成度があがるんではないかなと考えたわけです。もうちょっとじっくり聴かないとそういう効果があったかどうかは判断しにくいのかもしれません。歌入りの曲を作って初めてこの曲を歌った時、とても歌いやすいメロディだということに気が付きました。実に歌い甲斐がある!リードボーカルで勝負する曲なのかなあなんて思いながら録音しました。

【春の曲が秋に変わるコード進行】
 ところで、この曲も僕らしく変なコードを使っています。歌詞で言うと、「暖かい陽射しに包まれる春の午後〜」という部分なのですが、Dのペダルトーンの上にEmaj7、Amaj7、Fmaj7、Emaj7を載せています。この部分を聴いたファンの人がうまいことを言いました。この曲は春の曲だけどこの部分は秋になるって...思わずなるほどと思ってしまいました。この部分は先ほど説明した僕のちょっと屈折した心の内を反映している部分ということがいえます。そう感じて聴いていただけると嬉しいです。


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