ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット ライナーノーツ ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット ライナーノーツ ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット ライナーノーツ ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット ライナーノーツ

ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット
(Nice work if you can get it)
 ライナーノーツ

Metamorphosis-One
カバーソング
ジョージ・ガーシュインが作った大好きな曲。アレンジのアイデアが色々湧いてくる。Lipsと4声でハモる曲としてアレンジしてみた。

 お気に入りの音楽千夜一夜


【Lipsとハモろうと取り組み始めた曲】
ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット ライナーノーツ  ジョージ・ガーシュイン。数々の名曲を作った作曲家です。曲の随所にガーシュイン節が感じられるユニークなメロディの作り方に才能を感じますね。ガーシュインの曲の中でもこの曲はハッピーで何かウキウキした気分になる気がしてとても好きな曲。最近仲良しのLipsの4声コーラスをアレンジしてみようと思い始めて最初に取り組んだのがこの曲です。

【色々なアイデアが湧く】
この曲をピアノで遊んでいると何故か色々なアイデアが湧いてきます。ひとつ思いついたのはギターのキザミのシミュレーションです。これは一人バンドの「Dreamyのテーマ」でも取り入れていますがこの曲にも合うんじゃないかと直感しました。バックは一切なしにします。4分音符で3声で刻みトップ・ボーカルはメロディをフェイクしてその上に乗っかります。頭で思い描くとちょっといい感じになりそうです。

【2つのパートが独立に動くコーラス】
 もう1つ思いついたのが単純に4声でメロディに音を重ねるのではなくメロディは2声でハモりそれとは独立した副メロディを2声でハモるコーラスの組み立て方。これもなかなかいい感じに仕上がりそうです。仕上げてみると曲の1/3ぐらいがこの手法でボイシングしました。後の1/3はメロディに合わせて4声がハモる通常のボイシング、残りの1/3はメロディ+バック・コーラス3声という構成になりました。バリエーションに富んだコーラス・ボイシングが作れた感じです。

【早速一人バンドで作ってみる】
 ここまでアイデアがまとまると譜面はすんなり作ることができました。Lipsでの初めて取り組んだものだし譜面作成ソフトで綺麗な譜面を頑張って作ってみました。譜面が出来上がるといてもたってもいられなくなります。MIDIでバックの演奏をピアノトリオの構成で作り後はコーラスを録音すれば完成というところまでこぎつけました。

【コーラスを録音したが..】
 貸しスタジオを予約しようと電話をしたのですが何故かこういう日に限っていつも使っているスタジオは予約が一杯。こうなると意地でも録音したくなって電話しまくり別のスタジオの予約を取りました。慣れないスタジオはセッティングに時間がかかるものです。通常は録音の準備をするのに15分ぐらいの時間がかかります。設置してある機材は勝手が違い準備がもたつき30分かかってしまった。いざ下のパートから録音を始めましたが何か変。1オクターブ低い音で録音していることに気がつきました。時計を見ると1時間経過!!大急ぎで最初から録音しなおし4声入れ終わったのが終了5分前。しかし良く頑張った。普通は間に合わないと思う。自分を誉めてあげたい。笑)

【MIX作成時感じた手応え】
 家に帰って早速MIXを作ってみました。アレンジはいい線いっているのではと手応えを感じました。最初の録音なので荒いところはあるので録音しなおして完成まで持っていこうと思いますが久しぶりに思い描いた通りにアレンジができたと思えてとても充実感を感じました。いつもこうだといいのに...早くLipsとリアルタイムにコーラスしてみたい。


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