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フォー・オール・ウィー・ノウ | Metamorphosis-One カバーソング |
サリナ・ジョーンズが歌っているのを聴いて好きになった曲。Lipsと4声でハモる曲としてアレンジしてみた。 |
【Dreamyで取り組み始めたが】
最初はDreamy用にデュエットでアレンジしてみましたがアレンジの構想が最初はアカペラから始まるデュエットでやるにはちょっと厳しい。一度あわせてみましたが何かしょぼくてデュエットには会わないアレンジだなという気がしてどう直そうか悩みましたが結局よい手はみつかりませんでした。
【Lipsで再度アレンジしてみる】
うまく行かなかった原因を考えてみるとデュエット用にアレンジといっておきながら実際思い描いているのが4声ぐらいのコーラスを想定してアレンジしたのが敗因だったようです。だからLipsとしてアレンジするのであればうまく行きそうです。
【イントロはアカペラで始める】
最初はどうしてもアカペラで始めたいと思いました。理由はと聞かれると困ってしまいますがとにかくアカペラにしたかった。テーマのメロディから直ぐに始めるのではなくイントロのメロディが欲しいなと思いました。直ぐには思いつきませんでしたがある日いい感じのイントロのメロディがやってきました。これでアレンジが開始できます。
【練りに練ったイントロ部分のアカペラ】
今までの経験でアカペラ部分は各声部の動きに変化があるようにうまく作らないととてもつまんなく聴こえてしまいます。なのでこのイントロ部分は最初に考えたボイシングをフルートの音で4声分MIDI入力しておいて何度も再生しながらああでもないこうでもないと納得行くまでいじり倒しました。最初考えたボイシングはやはり気に入らず手を加えたいと思いました。本来はここでほぼ自分の納得のいくサウンドに聴こえれば理想なのですがまだ修行が足りないようです。
【ピアノの伴奏は一捻り】
アカペラ部分はこれで実際の歌で録音すればうまく行きそうな気がしてきました。次はテーマの部分をどうするかです。アカペラからピアノの伴奏の上に乗ったコーラスに変わっていくわけですがピアノ伴奏はこう作ろうというイメージは作っている時に段々はっきりしてきてなるべく音数を少なくしたツボを心得た感じのピアノの伴奏を考えようと思いました。いつも伴奏はここまで考えずいつも適当に入れてしまいますがアカペラから段々伴奏が入ってくるところは雰囲気が壊れないようにと考えるとどうしてもこだわってしまいます。割とイメージに近い伴奏が作れたと思うのですがどうでしょうか。
【ベースは2コーラス目から登場】
結局1コーラス目の伴奏はピアノのみで作り2コーラス目からようやくベースが登場します。この曲を作ってみて必要最小限の音に絞って作るという手法はこれからも意識するようにしようと思いました。音数が少ないとついつい「あっ、ちょっと寂しい。」と感じて音を追加したくなってしまいますがそこをちょっと我慢してフレーズを考えるとかそういう音を加えないやり方で自然な伴奏を作れるとワンランク上の音楽を作り出せる気がするのですがどうでしょうか?