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ライナーノーツ G線上のアリア ライナーノーツ G線上のアリア ライナーノーツ G線上のアリア ライナーノーツ G線上のアリア

G線上のアリア
(Air On G)
 ライナーノーツ

Metamorphosis-One
カバーソング
バッハが作った超有名なアリア。対旋律の手法が見事に生かされたハーモニーは実に素晴らしい。無謀にも4声のアカペラで挑戦です。

試聴


【好きな曲は自分でもやってみたくなるもんだ】
ライナーノーツ G線上のアリアバッハの「G線上のアリア」は有名な曲なのでクラシックに明るくない僕でも名前は知っていました。対旋律の掛け合いが際立って美しく久しぶりに聴くとその融合の見事さについつい耳を傾けてしまいます。好きな曲は自分でも演奏したくなるものです。歌が好きな人は歌いたくなりピアノが弾ける人はピアノで演奏したいと思うようになるものです。僕の場合はコーラスでやりたいと思いました。でももうこれは実現している人がいます。カウンター・テナーの名手、スラバがこの曲を一人多重コーラスでやっているのを聴いたことがあります。2番煎じですがまあいいじゃないですか。

【アカペラの練習曲として】
この曲は伴奏なしのアカペラでやってみたいと思います。初めて本格的にアカペラで録音した曲がショパンのプレリュード・イン・Eマイナーで1分半ぐらいの長さでした。この曲を演奏すると4分ちょい。3倍弱の長さ。この曲がうまく録音できるようになったらアカペラを歌う力量が備わったと言っても差し障り無いのではないでしょうか?2曲目のアカペラとして長さはちょうど良いかもしれません。

【コーラスと弦楽器の関係】
 この曲は弦楽用(バイオリン、ビオラ、チェロ等)に書かれたものでロングトーンの後に来る緩やかなビブラートを聴いていると本当に心が癒される感じがします。ところで弦楽器の音の出方は歌の歌い方に良く似てると思いませんか?そういうこともありこの曲をコーラスでやろうと思った時に多分オリジナルの譜面をそのまま歌ってもいい感じに仕上がるのではないかという予感がしました。

【アレンジをどう考えるか】
 普通アカペラの場合アレンジを考えてハーモニーが4声で適切になるよう内声の音は調整しないとなかなかいい感じにならないものです。この曲のアレンジを考え始めて思ったのですが予感どおりこの曲の場合はオリジナルのまま歌っても問題なくよい具合にハモリそうです。もともとオリジナルも4弦の楽器用にアレンジされた譜面です。そのまま4声のコーラスでうまく行くはずです。それと思ったのはせっかくバッハが4弦で一番いい響きだと考えて記したのがこの譜面な訳ですから僕がいじくると返って変なサウンドになってしまわないだろうかということも頭をよぎりました。結局オリジナルの譜面通りに録音してその結果で考えることにしました。

【初回の録音】
 今まで特にアカペラの初回の録音の出来はお世辞にも出来が良くありません。20秒ぐらいの短いアカペラ・パートでも特に音程が変なところが必ずありがっかりすることが多かったです。ところがこの曲の場合よほど調子が良かったのでしょう。多少ピッチの甘いところはあるにせよある程度納得できる仕上がりになって気をよくしてしまいました。初回の仕上がりが思った以上によかったのでアレンジせずオリジナルの譜面のまま行ってみることにしました。が、順調にいったのはここまででした。

【課題は2つ】
 最初の録音を終えて感じた課題は2つあります。1つはベース・パートについて。この曲のベースパートは1小節に必ずオクターブで上下するパターンが含まれます。楽器でオクターブを弾くのは容易いですが歌となると事情が異なります。歌うには音域が広すぎる感じです。たまになら何とかなるかもしれませんが毎小節というとかなり音程をキープするのが難しいです。さらに音域は2オクターブ以上に渡りベースのパートなのにファルセットで歌う必要がある箇所が出てきます。加えてベースの最低音はE♭でちょうど僕が出せる限界の最低音なんです。僕が出せる最低音というのは蚊の鳴くような小さな音量でやっと出せる音程ですから曲の中では使い物になりません。転調すれば解決するかもしれませんがそれでは練習になりません。どこまでうまく歌えるようになるかわかりませんが暫くがんばってみたいと思います。

【ファルセットの課題】
 もう1つの課題がファルセットです。この曲はロングトーンが多くファルセット/地声の切り替え点が音域の中間辺りにあるので原曲のキーで歌おうとすると物凄く歌いにくいです。録音の回を重ねると譜面にも慣れてきて歌にも磨きがかかります。ところがこの曲の場合録音の回数を重ねても歌になかなか磨きがかかりません。ファルセット/地声の切り替え点が壁になっている感じです。トップ・パートだけならまだしも2ndパートも同じように歌いにくいです。特に地声→ファルセットが酷く何回歌ってもへろへろな歌声になってしまいます。ある程度ファルセットは経験を積みここまで酷くないだろうと思っていましたが甘かったようです。逆の言い方をすればこの曲をうまく歌えるようになったら随分ファルセットの腕前が上がったことになります。ファルセットは初期の頃「アベ・マリア」で歌ったものが聴くにたえない出来で泣く泣く地声に切り替えて歌いファルセットで歌うことを断念せざるを得なかった苦い経験があります。その頃に比べたら格段に進歩はしているのかもしれません。どこまで行けるかわかりませんが暫く努力してみようと思います。

【音程の問題】
 4分弱の長丁場の場合、よく聴いてみると音程がなかなかパーフェクトに行きません。アカペラコーラスは音程が正確に出せるかがまずは基本ですよね。前うまく言ったところも今回ダメだったり変に力の入った不自然な声になったり...ですが注意して歌えば改善して歌うことは出来ます。あとは全体を通して破綻の無い無難に声を出せるようにするには後は慣れの問題なのだろうと考えて何度も録音しなおし修行を積もうと思います。前はゴールが見えませんでしたが今回はまだ遠くですがはっきりゴールが見える感じでしょうか?


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