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  第7夜 プレイング・ラブ(Playing Love)

【映画で知った曲】
お気に入りの音楽千夜一夜 海の上のピアニスト「海の上のピアニスト」という映画をご存知でしょうか?船の上で生まれ、とうとう一生陸に上がることのなかったという伝説の天才ピアニストのお話です。僕もピアノを弾くのでピアニストの映画というと少なからず興味が沸きます。この映画は劇場で上映中の時はやっているのを知らずたまたまビデオ屋さんに並んでいるのを見つけました。


「プレイング・ラブ」は、この映画で使われた曲のひとつです。で主人公が一人の女の子に人目惚れするシーンで使われます。情景を説明します。主人公のピアノの腕前を聞き付けたレコード会社が彼の演奏を録音したいという話が持ち上がります。主人公は船から降りたことがないので船の上に仮設スタジオが用意されてさあ、録音です。このとき主人公が演奏する曲が「プレイング・ラブ」。この曲を演奏しながらふと外を見ると一人の女の子に目がとまります。


 この時主人公の胸に天使の矢が刺さり一目惚れしてしまうという訳です。上の写真で女の子の腕をつかんでいるのが主人公、振り向いているのが一目惚れした女の子です。主人公は、せっかくレコード会社が録音したレコードの原版を「私のものだ」といってレコード会社から取り上げてしまいます。そう、彼は彼女にこのレコードをプレゼントしようと考えたんです。でも、レコードは結局手渡すことが出来ません。失意の彼はレコードを割ってしまいます。...と物語りは続くのですが、詳しくはレンタルビデオ屋さんでビデオを借りるなりして楽しんでください。


 ところでこの「プレイング・ラブ」。メロディは叙情的で美しく私は、この曲の虜になってしまいました。映画の中での演奏は、テンポをかなりフェイクしているので最初は曲の感じがつかみにくいです。でも、2、3回繰り返し聴いていると曲の素晴らしさがわかってくるので試してみてください。


 この曲は、テンポがゆっくりした曲ですがこういう曲を一般にバラードといいます。テンポを譜面に表す場合、左図のように音符の種類と速度の数字を組み合わせて使います。図の場合は1分間に80回4分音符を数えられる速度を表し、ちょっとゆったりめの曲の速度がそれにあたります。バラードの場合速度の数字が70以下になると思います。他に例えるなら普通にしているときの心臓の鼓動の速さぐらいでしょうか?


metamor1もバラードが好き。ジャズで言えば、「ミスティ」なんて名曲があります。ロックが好きな人なら、ツノダ・ヒロさんの「メリー・ジェーン」、ポップスが好きな人なら「マイ・ウェイ」、クラッシックが好きな人ならベートーベンの「月光の曲:第1楽章」、歌謡曲が好きな人なら松田聖子さんの「スウィート・メモリ」...これらの曲はバラードと呼んで差し支えないと思います。
 今夜は、これくらいでおやすみなさい。また、明晩お会いしましょう。


[関連情報]
作曲:Ennio Morricone
作詩:調査中


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