【チャッピーが音を返さない】
「チャッピー」は、僕の耳の中を棲家とするジュークボックスの愛称。こいつは、僕の耳の中に棲んでいるので僕が音楽を聴く時は、「チャッピー」も同じように聴くことになります。僕の好みの曲はよく分っているらしい。なぜかって?僕がメロディを投げかけるといかにも僕の好きそうなアレンジを施した音を返してくるからです。ところが、「チャッピー」も万能ではなく、音を返さない場合もあるみたいです。
【チャッピーが音を返さない】
オリジナル・ソングで初めてRockの曲を作ろうとしていた時のこと。メロディがもう少しで1つの曲として完成しそうになったので、いつものようにチャッピーに投げてみました。そしたら、あらら不思議。何も返さず、沈黙しているではないですか。珍しいことなのでもう1回、2回と投げてみます。うーん、やっぱり反応しません。壊れちゃったのかな....色々原因を考えてみます。そういえば、思い当たる節がありました。Rockは久しく僕自身聴いていないことに気が付きました。僕が久しく聴いていないということは、「チャッピー」も同じく久しく聴いていないということなわけです。原因がわかれば対処は簡単です。しこたまRockを「チャッピー」に聴かせれば良いということですよね。「もう、これ以上聴きたくない」というぐらい1,2週間Rockを聴きまくることにしました。思えば、高校生の頃は、Rockバンドを組んでいたせいもあって、毎日の様にRockを聴いていたっけ。
【しこたまRockを聴いて...】
しこたまRockを聴いたおかげで、「チャッピー」は、反応する様になり、「シンコペーション」という曲を完成することができました。ところで、僕はなるべくジャンルにこだわらずに音楽を聴くことにしています。そうすると必然的に「チャッピー」も色々なジャンルの音楽を聴くことになり一石二鳥です。ジャンルにこだわると音楽観みたいなものが偏ってしまう気がしてそういう聴き方を心掛けています。
【音楽が心に残る度合い】
思えば、世の中には星の数ほど音楽があります。でも、その中で心に残る曲にはなかなかめぐり会えないものです。でも、それでよいのかもしれないです。毎日1曲心に残る音楽がでてきてしまったら大変です。たまに、おお、と思うから意味がある気がします。仮に、音楽との出会いが増えても心に残る基準というのが自分自身で厳しくなって心に残る回数というのは変わらずバランスが取れていくものなんだろうなとか思ったりもしますがどうなんでしょうか。