【チャッピーとの触れ合い方】
「チャッピー」はしゃべりません。語りかけることもない代わりに、文句をいうこともないです。ところが、しゃべらない代わりに,僕がメロディを投げかけると反応してくるから面白いです。僕が投げかけるメロディは単音で味もそっけもないんです。しかし、「チャッピー」はそれにバンドの演奏とか付けて完成した音として返してくるんですね。曲によってはフルオーケストラで返してくることもあります!
【チャッピーと音で戯れる】
最近はメロディのなげっこで「チャッピー」と遊ぶことが多いです。これは一種の会話と呼べるのかも知れないですね。「チャッピー」は、しゃべれないのですが音の会話を楽しむことができるんです。ネコとか犬とかとは勝手が随分違いますが触れ合うという意味では同じ感覚です。「チャッピー」と音で戯れて遊びます。
【チャッピーと戯れながらアレンジ】
オリジナルソングを作る時、メロディを作っただけではまだ完成と呼べません。実際に、ギターやドラムスの実際の音で作った作品として仕上げる必要があります。作品の作り方は人によって千差万別です。歌とギター1本だけの構成で作ることもあり、ジャズビッグバンドのような大編成で作る場合もあります。こういうように、メロディから具体的な音で作品を作り上げることを「アレンジ(編曲)する」といいます。「チャッピー」とメロディの投げっこをすることでこのアレンジという作業を楽しく進めることができる気がします。何度も何度も「チャッピー」と会話することで、どの楽器を使うか、バンドの編成をどうするか、各パートをどう演奏するかなど、イメージが固まってくる訳です。
【チャッピーは音楽パートナー】
あとは、そのイメージに従ってMIDIに入力すればバンド演奏が出来上がります。簡単に書いていますが実際には、1ヶ月ぐらいはかかるかもしれません。アレンジしているときは実に楽しいです。生きててよかったと実感します。ちょっと大袈裟?に思うかもしれませんが本当です。楽しくアレンジできるのも「チャッピー」という音楽パートナーがいてこそできるものなのかもしれません。
【チャッピーをいたぶる?】
よく仕事で遅くなることがあります。ああ、今日も忙しかったなあと回想していると「チャッピー」が音をぶつけてきます。そういう時の「チャッピー」は冴えている場合が多いです。なかなかイケてる音楽を流します。「んーっ、これはイマイチだね。」とか、イジワルく感想を返すと、ムキになるのか違うアレンジで再度流してきたりします。さらにエスカレートして、「まあ、君の場合その程度かな?」とさらにイジワルな感想を返してやります。そういわれると普通へこんでいじけたりするものですが、大抵、メゲずにまた別のアレンジを返してきます。健気な奴なんですよ。そんな風に頭の中で「チャッピー」と戯れていると段々音の輪郭がはっきりしてきて途中で見失わずに譜面にしたり、MIDIに入力できるようになってきます。そうして僕のオリジナルソングができていく訳です。