音楽に魔法をかけよう 音楽に魔法をかけよう 音楽に魔法をかけよう 音楽に魔法をかけよう
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4.2)リアルなブラスサウンド~
    アタック & クレッシェンド

【はじめに】
 Metamorphosis-Oneです。ブラス・サウンドの好きな貴方のための講座。いよいよ第2回目です。今回のテーマは、アタック & クレッシェンド。ブラス独特の音量変化のことをいいます。オルガンみたいなブラスサウンドから今日からおさらばできます。
ほんとですよ。
それじゃあ、始めよう。


【アタック & クレッシェンドとは】
 アタック & クレッシェンドはブラス特有の音量変化のことでパ_--ァァァアアという感じの音量変化です。MidiではCC11(コントロール・チェンジ)・イクスプレッション(expression)を使って表現するのが一般的です。この音量を具体的にどのように設定すればよいか解説します。expressionはCC43にもアサインされていますがそこまで細かい設定は不要と思います。下記にアタック & クレッシェンドの変化と各段階でのexpressionの設定値を示します。
ブラス ソミュレート~アタック & クレッシェンド
これが、Metamor1のお勧めするブラスシミュレーションパターンです。この場合前半の山がアタックの部分を示し、後半の坂がクレッシェンドの部分を示します。貴方が4管のブラスセクションを作りたい場合、midiで音を入力した後、ミディアム・テンポの曲なら目安として2分音符以上の長さの音に対してこの音量変化をパート毎につけます。少しリアルなブラス・サウンドが得られるはずです。

 よりリアルに聴こえるようにするには少しコツがいります

【さらにリアルにするためのコツ】
音量変化が滑らかになるようにするためexpressionの設定感覚を場所によって気にする必要があるのです。expressionの変化が必要になる部分はアタック後の音量を下げる部分(図中赤線)とクレッシェンドする部分(図中緑線)です。赤線部分は間隔は短いが200ticsの間に最低4回程度expressionの設定を変えないと滑らかに変化しているようの聞こえないと思います。また、4管ブラスで作る場合、各パートのexpressionを変化させるタイミングが同時にならないようずらす考慮する事が大事である。また、ソロのパートをシミュレーションする場合は、さらに細かく設定しないとmidiで作っていることが明確に分ってしまうでしょう。
また、アタックの最後でストンと落とす音量は例では80としていますが、65ぐらまで下げることもあります。曲調などを考慮して全体を聴いた上で落とす音量の最適値を決めてください。次に、クレッシェンドの坂の部分ですがexpressionの音量変化はMax10程度にしておいたほうが無難です。これもあまり大きく変化させると滑らかに聞こえません。5~10/400ticsぐらいの間隔でじわじわと音量を上げます。

【データ入力の手間を省くには】

 えっ、どうすればいいかは分かったが、これを全部手で入れるのは大変だって? 心配は無用ですよ。Metamor1は、いつも最初のアタック & クレッシェンドは手でexpressionのイベントを挿入するが、それ以降はコピー & ペーストします。コピー & ペーストの仕方は、シーケンサ毎に操作は違うのでご自分のシーケンサで操作方法を確認してくださいね。 ところで、注意点がいくつかあります。
 Metamor1も経験したことなので貴方も経験するかもそれません。
 以下に説明することは、自分が設定した通り音がならない場合チェックしてみてほしい。 きっと、役に立つと思います。

【データ入力注意点3か条】

  1. クレッシェンドの終わりに必ずexpression127を設定します。
    • これをさぼるとアタック & クレッシェンドする以外の部分の音量がなぜか小さい、音が不安定な感じがするなどの現象に悩ませられることになります。
  2. expressionを解説どおり設定したのに音量が変わらない。
    • やり始めた時よく経験しました。コピー & ペーストをする時、一旦コピーしたパート内では大丈夫ですが、違うパートへコピーする時はチャンネルNoをそのパートのチャンネルに合わせないと音量は変化してくれません。繰り返し作業していると結構やってしまうので気をつけてください。
  3. トップパートは、音量変化を控えめにする。
    • トップパートは、パートの中で一番高い音を出し、一般的に相対的な音量も大きいので目立ちます。目立つということは、expressionの設定も控えめにより細かくしないと不自然に感じることがあります。何回も聴いてあれ!midiで作ってるジャンと悟られないよう巧妙に設定を調整しましょう。


今日はここまでです。次回は、グリース・アップのシミュレートを解説していきますのでお楽しみに!では、また。
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