【煙が目にしみる】
「煙が目にしみる」はこの曲の邦題名。ちょっといかしてると思ってしまう。イメージとして思い浮かびやすいのは煙草の煙だが残念ながらそうではないということを銀座パナシェのサチさんから教えてもらったことがあった。これはもっといかした話で「恋の炎が失恋で燃え尽きその煙が目にしみる。」ということなのだそうです。煙草の煙より数倍気が利いています。
【オールディーズでリバイバルヒット】
この曲は、もともとミュージカルで歌われたのが最初。その後オールディーズのプラターズが取り上げてリバイバルヒットしました。プラターズの演奏は聴いたことがあって彼らの曲だとずっと思ってました。元々はジャズの曲だったんですね。
【バラード好き】
僕は昔からバラード好き。ジャズ・ボーカルに凝り始めた時レパートリーを増やそうとしてもバラードばかりになってしまう。ジャズ・ボーカルの場合、ステージで歌う曲は6割がテンポのいいスウィング、3割がボサノバやポップス、1割がバラードぐらいにするのが普通のようだ。仮にバラードばかりでステージを構成したらどうなるでしょう。雰囲気がまったりし過ぎて場がだれてしまうでしょう、多分。やったことはないので判りませんが......。
【レパートリーを増やす時に気をつけること】
そこでレパートリーを増やす時に気をつけるのがスウィングの曲が半分以上になるように曲を選曲することだ。とはいっても、ピンと来ない曲や嫌いな曲をレパートリーにすることはまずない。コダワリというか心から歌いたいと思う曲のみレパートリーに選ぶことにしている。
【何故好きな曲しか歌わないか?】
ピンと来ない曲を歌おうとしてもどう歌ってよいかわからないというのが正直な気持ち。そう感じるのはその曲を歌うに相応しい感性が備わってないからだと思う。が、感覚は年と共に変化する。今歌いたいと思わないからと言って悲観することはない。10年後に歌いたくなるかもしれない。可能性は充分にある。
【レパートリーの話、再び】
この曲はメロディが素晴らしく歌詞も冒頭で説明した内容でなかなか素敵。しかも、バラードであるから僕が放っておく訳がなくジャズ・ボーカルを始めて3曲目に僕のジャズのレパートリーになりました。
【偶然見つけたリハーモナイゼーション】
この曲でもコードを変えてみようという試みに挑戦していてキーがE♭で2小節目の頭のコードはG♭m7という突飛なコードをつけましたが、これはちょっと変わっていて自慢かも。でも、伴奏してもらう時はこれで合っていますと説明する必要があるので面倒くさい。今日はこれでお終い。
では、また明晩お会いしましょう。
[関連情報]
作曲:Jerome Karn
作詞:Otto Harbach