【鳥肌が立ったきっかけ】
また、鳥肌が立つ名曲に出会いました。僕がピアノを弾かせてもらっているレストランでかかっていたCDを聴いたのがきっかけ。ちょうどかかっていたのがキース・ジャレットの「The melody at night,with you」でした。ピアノ・ソロでジャズのスタンダードのバラードを中心にメロディもあまりいじらず素直に弾いている感じが功を奏し僕にとってはこの上なく極上の気分を味わえる感じ。で、何曲か聴いた後に僕の耳に入ってきたのが「Blame it on my youth」。「あれ、良い曲だな。」と思った瞬間、ぞわぞわっと来て腕が見事なチキン肌になりました。
【キースのCD】
「Blame it on my youth」が入っているこのCDはこの曲の題名を調べている時突然欲しくなって買ってしまいました。で、キースの自宅で録音されたものなのだそうです。定番のキースの奇声もなりを潜め1回も入っていないところも気に入りました。笑)じっくり聴くと非凡な技が沢山繰り出されているのがわかります。
【最初は題名もわからなかった】
不勉強で最初題名がわかりませんでした。こうなると何とか知りたいと思うのが人情。レストランの棚からCDのジャケットを探し出して題名をメモするまではよかったのですがどうも1行間違えたらしく家に帰ってその曲のYouTubeの動画をみましたが何か違う、どうしてだと大騒ぎです。曲名がやはりわからない。笑)その後色々調べてようやく「Blame it on my youth」までたどり着きました。
【若気の至りだらけの歌詞】
この曲の歌詞はテーマが「若気の至り」。出だしが「君とキスをしたからきっと素晴らしい恋が始まると早合点した。僕が若かったからなんだね。」、という風に色んな人生経験を経て過去の出来事を思い出した時、物事の摂理を理解できたと感じられた、そんな感じの歌ですね。良い意味、重さがあってじっくり、ゆったり、噛み締めながら歌ってみたいなあと思ってしまいます。「若造には歌って欲しくない」みたいな頑固なことを言ってみたくなる衝動に駆られます。
【回想する時】
人生を生きて来てなるべく順調に過ごして生きたいと思うのは誰でも同じ。でもね、昔の思い出を回想する時あまり順調にことが進むと自分の人生を回想した時困ってしまうかもしれません。逆に若い頃人生で苦労した人は自分の人生を回想する時ちょっと楽しいかもしれません。辛い思い出は時間と共に美しい思い出になり心に残ります。彼女に振られた経験は若い頃は恥ずかしくて人に言えないと思っていましたが今なら別にこうだったよと話せる気がします。まあ、誰にでもというわけにはいきませんが、そういう風に心情が変化するんだなということを感じたりします。
【レパートリーにしたい曲】
この曲ピアノで弾いても歌で歌ってもそれなりの良さが感じられます。是非、レパートリーに出来るよう練習してみたいと思います。
では、また明晩お会いしましょう。
[関連情報]
作曲:Oscar Levant
作詞:Edward Heyman