【民謡】
民謡も色々なものがあります。語りたいのは日本の民謡より外国の民謡。フォークソングといったほうが相応しいかもしれません。昔から民族が語り継いできた唄といえば良いのでしょうか？この「ダニー・ボーイ」もアイルランドのフォークソングらしいです。
【親の気持ち】
この曲は親の気持ちがテーマ。息子は街に憧れ親とけんかして故郷を後にします。帰ってこない息子はどこで何をしているかもわかりません。こういう時、親は息子に伝えられないことがわかっていても「草原の草も、山の雪も昔となんら変わらない。いつもお前の帰りを待っているぞ。」と口にしたくなります。親と子は血が繋がっているからかえって遠慮がなくつまらないことがきっかけで喧嘩をしたりします、今も昔も変わらないんじゃないかな。僕も子供を持つ身で「Danny boy」のように子供と喧嘩別れする可能性は０ではありません。親と喧嘩はしませんでしたが僕自身も愛知県の田舎から東京に出てきた口です。僕の親も「Danny boy」の唄のような気持ちを抱いていたに違いありません。
【子供への複雑な思い】
親は誰でも子供と一緒にいたいもの。僕もそう。が、子供は早く独立して羽ばたいて行きたい気持ちがあるので段々親元から離れていくのが普通です。ナマクラ息子で親元で暮らしたいなんてこともあるかも知れませんが親としては複雑な心境ですよね。笑）
【困った親父、その１】
子供にとって親はどんな存在だったら理想的なのかなと考えることがあります。あまり親の存在が大き過ぎるといびつな子供になってしまうと困ります。「たまに訳のわからないことをいって僕を困らせる親父」ぐらいがちょうど良いのかもしれません。
【困った親父、その２】
子供のほうも物分りが良すぎる親父だと有り難味が沸かないというかつまらないかも知れません。たまには難問をふっかけて困らせてあげるのもかえって良いかもしれないと思うことがあります。まあ、敢えてそんなこと意識しないで普通に話すだけで充分困ってくれるかもしれません。親父と若者は話が合わないと相場が決まっています。最悪なのは子供に媚びることかな。仮に喧嘩になったとしてもそれはやらない親でいようと思います。親は毅然としていれば良いのです。
【シンプルに唄うのが似合う曲】
この曲はシンプルに何も飾らないで朗々と唄うっていう唄い方が似合っている気がします。この曲は僕の弾き語りのレパートリーにしていますが、ピアノも必要最小限に弾くようにしてなるべくシンプルに伴奏します。歌詞の内容を思いながら唄うとジンと来ちゃいますね。
【この曲はある程度人生経験が必要？】
若い頃はあまり唄いたいと思ったことがなかったのですがこの曲を歌う場合ある程度の人生経験を積んで唄いたくなる曲という気もします。
今日はこれでお終い。
では、また明晩お会いしましょう。
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アイルランド民謡
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