【ゴキゲン・ソング】
ポップな曲は好きですか?僕は大好き。好きな曲を見つけるとつい大音響でかけたくなってしまう。これは理屈ではなく本能的な部分にかかわることなのでうまく説明するのが難しいのですが誰でも少しはリズムを感じてゴキゲンな感覚を満喫したいという気持ちは持っているのではないでしょうか?今日は、そういうゴキゲンな曲のお話です。
【昔ディスコではやったEW&F】
僕が文句なしにゴキゲンと感じる曲にアース・ウィンド・アンドファイア(EW&F)の「セプテンバー」があります。EW&Fは、「宇宙のファンタジー」のヒットで一斉を風靡した黒人ファンクグループですね。ブラスがはいっているのでよけい僕好みです。歌がファルセット・ボイスを基調にしているところも特徴の1つです。フィリップ・ベイリーという人が歌っているのですが昔から僕の憧れの的。僕もあんな風に歌えたらなあ...とずっと思っていました。真似してみたこともありましたがイマイチうまく歌えないので途中で止めてしまいました。この曲は僕が学生の頃にディスコで大流行。流行っていた曲なのでこの曲がかかると皆、一斉にステージに飛び出すという感じだったかな。「ディスコ」という言葉自体今となってはもう死語のようなので時代を感じてしまいます。
【魔法のスパイス?】
ところで、「セプテンバー」です。この曲は「宇宙のファンタジー」ほど有名ではありませんが例によって僕にとっては何度も聴いてみたくなる魔法のスパイスがふりかけてあるようで、学生の頃は毎日何回も何回も繰り返し聴きました。最初この曲に惹かれたのはイントロのギターのフレーズでした。「お、何かがはじまりそうだ。」と感じさせるなかなか素敵なイントロです。このイントロの後、ブラスセクションのフレーズがはいりさらに、歌へと繋がっていきます。歌は、もちろんフィリップ・ベイリーがファルセット・ボイスで歌っています。一番盛り上がるのが、「パーディア~」という歌の部分で実にポップな耳に残る印象的なメロディです。
【ジャズ、クラシックにはない感覚】
EW&Fのリズムセクションは実にパワフルで僕のゴキゲン感を充分刺激してくれます。さらにパワフルなホーンセクションが繰り返すフレーズでゴキゲン感は倍増し、小さな幸せを感じられます。僕は、踊りは苦手ですがまさにこの曲は自然に踊りたくなってしまう気持ちになります。踊りは得意ではありませんが踊るのは好き。ジャズやクラシックにはない特有の感覚といえるのかもしれません。
【踊りたくなる音楽】
踊りたくなるといえばラテンのサンバのリズムもダンスミュージックとしては最高ですね。ドンツクドンツクと延々と繰り返されるバスドラムのリズムパターンが僕の血をたぎらせます。譜面にすると以下のようになります。
サンバを聴く機会があったら低音に耳を澄ませてみてください。バスドラムがこのリズムを刻んでいるはずですから。サンバもファンクも全然違う音楽ですが両方とも僕のゴキゲン感を高揚させてくれる最高の音楽です。
【他のゴキゲンな音楽】
ところで他にも僕のゴキゲン感を満足させてくれる音楽があります。かつてスウィング時代にビッグバンドが演奏したジャンプナンバーがそれにあたります。そんなふるい時代にゴキゲンなんて感覚があったのかって?バカにしちゃあいけません。今はもう一部のマニアしか聴かない音楽となってしまいましたが僕は大好き。今でもたまに聴きますがと古さなんて全然感じません。超高速のドラムとベースが叩き出す緊張感溢れるリズム感はなかなか聴き応えがあります。もし、ジャンプナンバーを聴く機会があったら貴方も古き良き時代の素敵な音楽の虜になってしまうかも。是非一度聴いて見ては如何でしょうか。
→僕の作ったジャンプ・ナンバーを聴いて見る
今日は、これで御終い。
では、また明晩お会いしましょう。
[関連情報]
作曲:調査中
作詩:調査中
アルバム:「太陽神」(ALL’N’ALL)