いばらのファルセット~前途多難-手探りのファルセット
1)エーデルワイス(Edelweiss)
【思い通りに行かないファルセット】
この曲の譜面は、まだMIDIに出会ったばかりの頃、一人バンドの形さえもなかった時期に作りました。コーラスもどうボイシングすればよいのか手探りの状態で3声で作ってみようと考えて取り組みました。コーラスは4声にするのが理想と考えています。理由は、単純。マンハッタン・トランスファーが4声だからです。理想が高すぎるでしょうか?まあ、目標は高いほうがよいということで頑張りたいと思います。この曲のアレンジの出来はまあまあかな?それなりに納得できる仕上がりにはできた気がする。が、ファルセットは初めて取り組むわけで思い通りには行きませんでした。
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- 【ファルセットの割合の問題】
- 全体の音符の数=110
ファルセットを使った音符=34
ファルセットを使った割合=34/110=31%
- 【音程の問題】
- 音程を安定に出す以前にファルセットを切り替えることになれなくて声さえまともにでませんでした。一番最初に使うファルセットの部分は冒頭の「Edel-Weiss」の部分ですが最初は10回に1回ぐらい声が出るぐらいでまさに手探りの状態。練習するうちに段々声が出るようになりましたが、音程は不安定でいつも高めに出てしまっていたような気がします。ぴったり音程がきまるのは数十回に1回ぐらいの割合だった。
- 【音域の問題】
- 曲中一番高い音はC5。3声中、一番低い音はE3でした。1.25オクターブ幅の音域を使用。
- 【その他気がついた問題】
- 地声からファルセットに切り替えするのが物凄くヘタクソだと痛感した。これは理屈ではなく繰り返し歌ってコツを掴むしかないかもしれないと思いました。まだ、はじめたばかりだし。
- 地声ででるギリギリの高い声からファルセットに移るのではなくもう少し低いところから切り替えられればもっと自然な感じに歌えるかもしれないと思いましたが実行に移せず終わってしまいました。
- ファルセットの声が出るようになるまで時間がかかりリズミックな曲ではまだまだファルセットでは歌えないだろうと感じた。エーデルワイスはテンポはゆっくりなほうなので声が出るのが遅れてもあまり目立たないからたまたまよかっただけ。
- この頃は、自宅で歌を録音していました。しばらく経ってから貸しスタジオに通うことになり歌を歌う時間が増えていくことになります。だから、あまり頻繁に歌を歌っていなかったといえます。やっぱりうまくなろうと思ったらできるだけ歌う機会を増やして練習できるようにする努力が必要かも知れません。
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