サウンド・フォント・レビュー



はじめに



サウンド・フォントはサウンド・ブラスタというサウンドカードで利用可能な音色です。最大の特徴はM−15ではできない「音を差し替えることができる」夢の規格であること。買ったパソコンに何気なく付いていたサウンド・ブラスタをあるんなら使ってみようと使い始めて段々その素晴らしさに感心するようになりました。きっかけはMU−15で不満を感じていたウッド・ベースの音です。僕はあまり耳は良いほうではありませんが、ウッド・ベースの音は昔ジャズのセッションをやっていたころ生のウッドを沢山聴いた経験があるからでしょうかMU−15のウッドの音がオモチャみたいな音に聴こえてしまいどうしても納得できなかったんです。インターネットで色々なサウンド・フォントをダウンロード(ほとんど無料で手に入ります。)して試した結果僕好みのウッド・ベースの音を見つけることができました。こうなるともうサウンド・フォントは手放せません。


ところでMU−15では正常に機能するカット・オフ/レゾナンスはサウンド・ブラスタでは効かないものと長い間勘違いしていました。最近ちゃんと効くことがわかりMU−15と同じように調整できるようになりとても嬉しかった経験をしました。バンド演奏をMIDIで作る際カット・オフ/レゾナンスは微調整には必需品と感じていたのでなおさらです。悩みが解消できたのでサウンド・フォント熱は一気に高まりMU−15で気に入らない音を中心に毎夜僕好みの音を探す毎日が続きました。サウンド・フォントはViennaというツールを使うことによってサウンド・フォントの音そのものを変更することが出来ます。自分の好みの音を探し出しさらにその音をViennaで改善することができるので最強の音楽製作環境を手に入れたといえるのではないでしょうか。


但し使いこなせるようになるには今の生半可な知識では力不足ということもよく判りました。でも、時間をかける価値は十分にあると感じます。このページはインターネット上にある星の数ほどあるサウンド・フォントを僕自身で実際聴いてみて素晴らしいと思った音を選び出した結果を公開し音に対する感想、Viennaでどのように改善したらいいか、実際に改善した結果も含めてまとめてみたいと思います。まあ僕の勉強したことを体系立てて整理する意味もあるのでがんばってみたいと思います。僕と同じように音楽を作っているインディーズ・ミュージシャンの参考になれば嬉しい。音を評価するって結構時間がかかります。使う音楽の種類が変わると聴こえ方が違ったりバンドの中での演奏とソロで奏でる演奏も聴こえ方が変わる気がします。色々な場合を試して最良の音を選んでいきたいと思っています。お楽しみに。


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Metamorphosis-Oneオリジナルソング  毎週完成した曲をローテーションします。

Metamorphosis-One新曲コーナー    新曲が出来上がっていく過程が楽しめます。


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