ネット・デビューしてMusicスターになろう〜
1.ネット・ミュージシャンになるための準備〜1)はじめに
- ネット・ミュージシャンになろう
- 初めまして、Metamorphosis-Oneです。ネット・ミュージシャンとして活動しています。これから、ネット・ミュージシャンとして活動していくために何を準備したらよいのかを説明していきたいと思います。ネット・ミュージシャンといっても様々な形態があります。MIDIオンリーでインストルメンタルのアレンジに中心をおいた音楽を目指す人。アコースティックな楽器(ギターやピアノ)を録音して楽器の技を磨いた成果を聞いてほしいと思ってる人、バックバンドを従え、ボーカルを全面に出しヒット曲を狙いたい人という具合に..です。やりたいことが、違えば揃えるものも違ってきます。ここでは、私の経験談をもとにお話しようと思っているので全ての形態について網羅することは難しいと思います。私が、ネット・ミュージシャンとして活動している範囲で自分の体験をもとに、うまく行かなかった時どうしたかなど、なるべく詳細に話を進めていこうと思います。
- 私のミュージシャン活動形態
- それでは、私がどのような形態でミュージシャン活動をしているかというところから説明したいと思います。私は、コーラスが好き。コーラスといってもアカペラのような無伴奏の形態ではなくバンド演奏にコーラスが乗っかるオリジナルソングで勝負したい。笑)
私の場合、バンド活動を久しく休止していたので一緒にやってくれる人は、すぐには集まりません。それに、加えてマンハッタン・トランスファのようなコーラスをどうしても入れたいという気持ちは捨てられません。この2つの課題を解決しなければネット・ミュージシャンにはなれません。困りましたね!
- バンドメンバがいなくても...
- さて、ここで考えてみましょう。デジタル技術が発達した世の中です。カバーする方法は探せばあるはず。ネット上で音楽を発信することに目標に限定し、Liveとかはとりあえず諦め、作品さえ作れれば良いと考えると色々方法が見つかりました。
まず、バンドメンバがいない件。これは、MIDIを使えば、解決できそうです。MIDIを駆使すれば、やる気になれば仮想ビッグ・バンド(17人編成の大所帯バンド)を従え歌うことも可能です。所詮、生の演奏にかなうわけないじゃんと思っている貴方。MIDIを侮ってはいけません。そこそこの音なら手に入ります。さらに、一聴しただけでは、MIDIなのか本物の演奏かわからないぐらい生の演奏に近づけることも努力次第で可能です。
- MIDIのメリット
- 作りこむ時は、確かに膨大な時間がかかるかもしれませんが、ある程度納得いくものが出来てしまえば、安定した演奏がいつでも手に入るのですよ。これは、考え方にもよりますが、私にとっては大きなメリットです。MIDIを使うメリットは他にも沢山あります。其々のミュージシャンの調子に左右されない安定した演奏が得られる、メンバが遅刻するとか心配しなくていい、新たにSAXの音を入れたいからといってメンバを探さなくて良い、メンバ間の音楽性の対立がない、こうしたいなあというアレンジをメンバを集めて演奏しなくてもすぐ試せる、MIDIの高度な知識を習得していけばいくほど生の演奏に限りなく近い演奏をシミュレーションできる。最後に、MIDIは将来現状から機能が拡充する余地が残されている。さらに、実際現状のMIDIの音を聴いて使うのに十分な音質と感じていること。(生の音を録音してMIDIと同じくらい高品質な録音をするにはかなりの録音技術を必要とするのでは?)以上の理由でバンド演奏はMIDI1本で作る決意をしました。
- コーラスメンバがいなくても...
- さて、次はコーラスをどう作るかです。生でやろうとしたらバンドと同じように歌が上手なメンバが3人必要です。今の私が集めるのはまず不可能です。それならどうするか。一人4役こなして多重録音するという手はどうでしょう。これもデジタル技術の発達なくしては解決できなかったことです。かつて、有名なアカペラグループ「シンガーズ・アンリミテッド」が行った多重録音は高価な録音機材を駆使して作成されたと思います。あの当時同じことをしようと思ったらとても個人で機材揃えることは困難だったのではないかと思います。ところが、今やパソコンと少しの機材を調達すればCD並みの音質で何度重ねても劣化しない録音ができるようになってしまった。4声のコーラスを作るには4回其々のパートを録音せねばならず面倒くさいがそうすれば、私一人でネットに公開する作品が作れてしまうのである。迷いはない。この方向で機材を調達する決心をしました。
- 機材にPCを使うメリット
- さらに、PCを選択したのはもう1つ理由があります。貸スタジオなどで録音できるようB5版ノートPCを使いたかったからです。理由はズバリ軽量なこと。専用の録音機材は他にもありますが、一番軽いのはB5版ノートPCです。これ以上重いとスタジオにいくのがおっくうになってしまいそう。さらにノートPCはこれから間違いなく性能がどんどん向上します。そういう将来性にも期待してこの方向で機材を揃える決心をしました。
- あとがき
- 次回はどんな機材を揃えればよいのか、得なければならない知識にはどんなものがあるかなど、もう少し詳しい説明をしたいと思います。
1.揃える最低限の機材
2.曲を作る練習をする。
(MIDIでバンド演奏を作る、コーラスのボイシングを考える)
Let's enjoy your music life!
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