【好きになるきっかけ】
知ったのは大学生の頃でしょうかビッグバンドのアレンジとかで随分前から知ってはいますがコード進行が変わっているなあぐらいにしか印象に残っていませんでした。それから長い時間が過ぎコーラス・グループＬｉｐｓと知り合って暫くしてこの曲を３声のコーラスで聴きました。それからというもの惚れちゃいましたね、この曲に！色々調べてみましたが、このコーラス・アレンジをやったグループはちょっと確信はありませんが多分「パイド・パイパーズ」というコーラス・グループだと思います。コーラス好きなのに初めて名前を知りました。１９４０年代から活動しているグループです。
【ロングトーンの多い曲】
この曲は譜面を見るとよくわかるのですが白玉が多い譜面です。要するにロングトーンだらけの曲です。ＬｉｐｓのＤｒｅａｍに惚れたのもこの辺に原因があるかもしれません。コーラスのハーモニーでグッと来る時ってロングトーンの時かも知れません。コーラスのハーモニーが綺麗にハモって段々じわじわとクレッシェンドしてくる時なんか鳥肌が立つ時があります。だからコーラスでアレンジするには最適な曲なのかもしれません。ソロでこの曲を歌う人ってあまり見たことがありません。ロングトーンが多い曲ってロングトーンの歌い方を工夫しないとつまらなくなってしまうかも知れません。
【ロングトーンのこだわり】
ロングトーンの歌い方は小さい頃に園まりさんがテレビで歌うのを見ていて「ああ、こういう風に歌うんだ」と妙に納得したことがあります。どう歌うかというと。「ゆめはよるひらく－－－－～～～～」という感じで最初はストレートにドーンと伸ばし暫くしてから軽くビブラートをかける。とても上品な感じのいい歌い方と感じたので何故だろうどうやって歌うんだろうとからくりを知りたい気持ちが強く働いたんですね。小さい頃だったのでこれに気がついた時は世紀の大発見をした気分でした。笑）。ついでにいうとビブラートの深さには強いコダワリがあります。たまにビブラートをこれでもかというぐらい深くかけて歌う人がいますが拒否したくなります。この辺は多分に好みの問題ですが園まりさんぐらいの軽いビブラートで歌って欲しいなあと思ってしまいます。
【曲に合ったアレンジがある】
ピアノで弾いてピンとこなかった曲がコーラスでアレンジされた状態で聴いたら惚れてしまった。これに似たようなことはよく経験する気がします。何が違うかというとその曲に相応しいアレンジが施されているということがポイントって気がしませんか？アレンジの良さは大編成のオーケストラでもピアノ１台の伴奏で歌う場合も同様に付きまとうことだと思うのです。「次の小節でブレイクしよう」これだけでも立派なアレンジと言えます。ツボを心得たブレイクならたったこれだけでこの曲に惚れたと思う人を大量生産？出来るかもしれません。そんなことが思い通りできたら痛快です。
【アレンジを考える人は魔法使いに似ている？】
歌を歌ったりピアノを弾いたりする時にどうやって弾こうか考えますがそれも広い意味でアレンジを考えていると言えます。いいアレンジを施した音楽で人々を魅了する。ミュージシャンの理想の姿ですが本当にできたらまるで魔法使いみたいです。いつの日かアレンジという魔法を自由自在に操れる魔法使いになりたいものです。
【夢はいつかは叶う】
この曲はＤｒｅａｍなのでテーマは夢。貴方の夢を持ち続けてね、いつかは叶うはずよと恋人を励ます歌でしょうか。貴方の夢は何ですか？僕の夢？アレンジという魔法を自由自在に操れる魔法使いになりたい．．かな。何回も言うなってね。この曲を弾いて夢が叶う未来を願うことにしよう。
今日はこれでお終い。
では、また明晩お会いしましょう。
[関連情報]
作曲：ジョニー・マーサー
作詞：ジョニー・マーサー
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