さて、画面で表示されている長さを正確に測る方法を説明します。フリーソフトの「測っとこ 」というツールを使います。 |
1.ツールの使い方 | |
1) | ソフトのインストール |
ダウンロードサイトからファイルをダウンロードして解凍します。インストーラでプログラムをインストールするタイプではないのでレジストリは使わないので手軽にインストールできます。例えばc:\Program Files\に「long」というディレクトリを作りそこにファイルを全部解凍するのが一般的だと思います。 僕の拙い経験ですが解凍する時にうまくいかなかったことがあります。解凍ソフトは色々な設定ができるよう動作オプションが沢山用意されています。通常は「使用する」設定になっている他の用途で「格納されたパスを使用」オプションを「使用しない」にしたことがあり元に戻さずそのままにしてしまったんです。そうするとフォルダなどが作られず解凍されてしまいます。気をつけましょう。 | |
2) | ツールの起動 |
正常に解凍できていれば右図のようにc:\Program Files\longの配下にlong.exeがあるはずです。このファイルをダブル・クリックすればツールを起動することが出来ます。上の例で「格納されたパスを使用」オプションを「使用しない」にしたままだと右図の「how to」というフォルダは作られません。 右図のようにツールが表れます。Win−XPでは場合により文字化けが発生する場合があるようです。ちなみに僕のパソコンでは文字化けしたままです。でも機能は問題なく動作するので気にしないこと。 | |
3) | ツールの使い方 |
右図のようなWAVEエディタ(この例の場合WAVEエディタはSound Engineというフリーソフトを使用しています。)で表示されているWAVEファイルのある部分を測りたいとします。赤い線で指定したところの波形の長さを測ってみることにしましょう。2)で説明したように「測っとこ」を立ち上げます。この例の場合「測っとこ」の縦の長さと波形の縦の長さを合わせます。次に「測っとこ」を操作して縦の長さがいくつか見ることができます。 ツール全体を測りたい波形の傍まで移動するにはツールの中央あたりにマウスを置いて左クリック、ドラッグすると移動できます。ツールを傍まで持っていったら測りたい長さに合わせてツールの下端(上端でも可)にマウスを当てるとマウスの図形がに変わります。この状態でマウスを左クリック、ドラッグすると縦方向にツールの幅を変更できるようになります。右図のように測りたい波形の幅とツールの幅を同じにします。できるだけ正確に合わせればそれだけ精度は上がります。 この状態でツールにマウスを置いた状態で右クリック、「只今...」をクリックするとすると具体的な数値が表示されます。縦幅は下段の数値で110pxということになります。上段の数値はちなみに横幅を示します。 |